建築主目線の会社さんかを見定める方法を1つお教えします。
日本の木造住宅において建築基準法上、防腐防蟻処理をしなければならず、ハウスメーカーさんや工務店さんの大半(推定98%)が使用する防腐防蟻剤は農薬(合成殺虫剤)です。ここへの考え方をヒアリングしていきましょう。
では解説します。
農薬を処理する範囲はオレンジの部分だけ |
その農薬と同じ成分を防腐防蟻剤として処理しているのが一般的なハウスメーカー及び工務店さんです。
現在、自然素材のホウ酸を使った防腐防蟻工事へのシフトが始まっています。
このホウ酸への考え方を突っ込んでいくことで、建築主目線なのかどうかを見定めることができます。
まずは「全構造材ホウ酸処理」と比べてみましょう
農薬(合成殺虫剤)は、効果が期待できる期間は極端に短く3〜5年だそうです。
効果がなくなってしまった木材は、予防効果がゼロ。
予防効果がゼロになった部位への再処理は、壁を剥がして工事をするわけにもいかずできません。
床下に潜ってほんの少しだけ見えている部材への部分処理しかできません。
しかも、定期的に再処理を営業され、再処理をし続ければ毎回費用が必要になります。
しかも、定期的に再処理を営業され、再処理をし続ければ毎回費用が必要になります。
下の動画をご覧になってみてください。
マイホームは、いつまでも安心して住み続けられるのがベストです。
建物は一生のうちで一番高い買い物ですから、シロアリの予防効果がゼロのままにしたくはありません。シロアリ防除業者さんが、床下に潜って定期的に農薬処理をしても、部分的な効果でしかありません。
農薬(合成殺虫剤)が処理された建物で住み続けると、お子さんや胎児への脳発達障害の原因とされ世界では非常識な行為です。
それでも木造建築物へ農薬を使い続けているのには理由があります。
それでも木造建築物へ農薬を使い続けているのには理由があります。
シロアリ防除業者さんが適正価格とは到底思えない価格帯で請け負っていたりします。
激安な農薬による防腐防蟻工事から脱却できない。
適正価格のホウ酸処理と比べると農薬は数万円安い。
年間100棟を建てているとすると、100棟×数万円=数百万円。
棟数が多くなればなるほどコストカットが重要になってくるわけです。ちなみに私が知る限り大手ハウスメーカーでホウ酸を採用しているのはスウェーデンハウスさんだけだと思います。
これから建築をされる方であれば、ハウスメーカーや工務店さんにホウ酸による防腐防蟻工事を希望してみてください。
なんだかんだ理由をつけて嫌がってきます。
嫌がらず、ホウ酸を受け入れる建築会社さんは、建築主目線の会社さんと言えると思います。
ホウ酸を受け入れない建築会社さんは、利益優先のため「建築主の健康」や、「建物の健康」、「後々発生する費用」を度外視していることになります。
参考にしていただければと思います。
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