ホウ酸塩鉱物を木材に適切に処理をすることで、木材の劣化原因である腐れやシロアリ等の木材劣化生物による被害を防ぐことが出来ます。
それぞれの薬剤には、用法用量が決まっています。ホウ素系薬剤はホウ酸が含まれる水溶液となっていて、それぞれ濃度が異なります。
ホウ酸水溶液は透明のため、目には見えないホウ酸を処理する工事になります。
効果を得るためには、最低でも木材に3kg/立米BAE を超える含浸をさせなければなりません。
水溶液の量ではなく、有効成分となるホウ酸の量がホウ酸換算にして3kg/立米BAE です。
ホウ酸についての知識と技術がなければ把握ができない量と単位ではないでしょうか?
効果を得るためには、最低でも木材に3kg/立米BAE を超える含浸をさせなければなりません。
水溶液の量ではなく、有効成分となるホウ酸の量がホウ酸換算にして3kg/立米BAE です。
ホウ酸についての知識と技術がなければ把握ができない量と単位ではないでしょうか?
ホウ素系の薬剤を購入して、大工さんが工事をするケースが増えています。
そんな大工さんに「ホウ酸をどれだけ含浸させているんですか?」とヒアリングするとガッカリします。
ホウ酸の認知度が上がっているのは良いことですが、ホウ酸を魔法の薬のように思っている人も増えてしまっていて、用法用量を気にすることもなく工事をしている現実。
困ったものです。
そんな大工さんに話を追求していくとホウ酸の規定量に達していない簡易的な処理だったり、雨対策の必要性を把握していなかったり・・・。
シロアリの被害が発生してしまったらどうするつもりなのか??
ホウ酸処理は施工が命です。
さて、今週は日本ホウ酸処理協会及び日本ボレイトによるホウ酸施工士育成研修を合宿形式で実施しています。
ホウ酸処理から、シロアリの駆除まで責任を持って工事を行えるホウ酸施工士育成カリキュラム。今日で三日目です。
ホウ酸処理から、シロアリの駆除まで責任を持って工事を行えるホウ酸施工士育成カリキュラム。今日で三日目です。
木造建築物において、建築基準法上では何らかの防腐防蟻処理が定められています。
多くの工務店、ハウスメーカーは合成殺虫剤に頼ってきましたが、現在、温泉の成分でもあるホウ酸の認定薬剤がいくつも誕生し、当然のごとく合成殺虫剤からホウ酸へシフトが始まっています。
多くの工務店、ハウスメーカーは合成殺虫剤に頼ってきましたが、現在、温泉の成分でもあるホウ酸の認定薬剤がいくつも誕生し、当然のごとく合成殺虫剤からホウ酸へシフトが始まっています。
健康面でもそうですが、脳発達障害の原因とされる合成殺虫剤処理をした建築物に住みたい人はいません。
今、ホウ素系の認定薬剤が注目を集めています。
ホウ酸処理のご用命お待ちしています。
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